立命館大学 
増山研 分子栄養学研究室

食の高次情報を処理するしくみを理解し、
生体を模倣する栄養代謝評価系の創出を目指します。

健康維持のための食情報を生化学的に検討し、栄養代謝と運動器機能との関係を調べます。

当研究室では、ビタミンD作用の標的となる腸での栄養素吸収の仕組みや、骨・筋などの運動器の機能とビタミンD・カルシウム恒常性との関わりについて研究しています。
私たちのからだは、食情報をどのように受け取り、処理し、生理機能に繋げるか、腸や運動器といった生体器官の機能を模倣する食情報評価系の作出を行い、健康康維持のための食・栄養情報の再定義を目指しています。

高齢期までの栄養代謝上の課題に挑む。

栄養過不足による生理機能障害には食事による改善が有効。とはいえ、生活習慣病をはじめとした代謝疾患には摂取栄養バランスの偏りが原因となるものが多く、健康的な食の実践は思うようにはいかないものです。また、年齢を重ねると運動器機能が低下し、活動量は減少します。この状態が深刻化すると、生活不活発病(廃用症候群)へと進展し、要介護状態となるリスクは高まります。栄養バランスの偏りも大いに関係します。
高齢期を健康的に過ごすために克服すべき課題として、加齢に伴う栄養代謝変化から廃用性機能低下までの主たる変化を以下の様に考えます。 

  • 食成分感知能の低下  味や香りに対する認知能の低下
  • 食成分代謝能の低下  消化管応答性変化、腸内細菌叢の加齢性遷移による影響
  • 運動器機能の低下   栄養恒常性維持能の低下による運動器組織・器官の脆弱化
  • 廃用性の機能低下   全身の生理代謝に対する身体活動量減少の影響


加齢に伴いこれらは続発的に進行します。対策としては、消化管上皮での成分認知・応答性の仕組みを理解し、機能低下を補う食成分パターンを日常食に実践することが有効です。また、運動器機能に影響する栄養恒常性を絞り込み、運動機能の脆弱化を防ぐ食要素の明確化により適切な栄養学的アプローチを導くことも大切です。これらを実現するためには、極めて複雑な食成分情報に適用できる合理的な評価手法が求められています。

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増山研 分子栄養学研究室

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